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基幹系システム再構築事例
SIコンサルティング事業部事例
情報システムコンサルティング:基幹系システム再構築事例<販売管理一般物流会社>
背景
基幹システムを15年前に導入。大手Sierの言われるがままに約6億円の費用をかけシステム導入。しかしながら、経営戦略資料などの詳細データがリアルタイムに見れないことが最近になって経営陣に伝わる。同Sierに再度依頼した所総額9億円の見積もりが提示され暗礁に乗り上げる。
問題点
- システム導入に伴い経営陣の要件が明確でなく将来の方向性が二転三転していた。
- 自社を取り巻く環境が刻一刻と変化しているのに、業務フローの見直しが行われていない。
- システム化の意味を従業員全員に周知徹底させておらず、業務効率=仕事が楽になると考えている社風。(システムは単なる道具だが道具に使われている状態)
調査手順
- 現行の業務フローが存在していない為、どこに問題があるのか見えない→業務フロー作成
- あるべき姿の新業務フローを現場リーダーを交え検討、作成
- 問題点の抽出
- 既存の業務フローを現場の作業者が作る事によって、各営業拠点で行われていた作業方法にバラツキがあり煩雑な作業が増えていたことが判明
結果
- 問題点が明確になり、当初予定していた基幹系システム再構築費用が1/3程に節約できた
- 各拠点のリーダーがプロジェクト推進に参画することにより、会社を良くしていくのは時分達という意識が芽生え結果、売り上げに貢献できる体制が整った。