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山を動かす

東京に週1は通っているが必ず本を何冊か読むようにしている。
今週も目に止まった1冊を読み終えたところだ。

船井幸雄:全経営者・コンサルタント必読 『 退散せよエセコンサルタント 』
今ならその辺のブックセンターの目にとまる場所に山積みされているハズなので
興味のある人は読んでみるといい。
タイトルに多少違和感を覚えつつも、人間74歳ともなればそうインチキな
似非言もないだろうと早速読み始めてみた。
案の定、人間として当たり前のことが繰り返し書かれている。
何事に対しても常に真剣に取り組む、命がけで仕事に注力する、
親しい人や客に損は絶対させない、部下には上手に仕事を任せる、
全ての責任を自分でとり責任逃れをしない、相手の立場に立って仕事に取り組む・・・

今の自分を振り返って、やはりウサギと亀のウサギになっていたのを改めて思い知らされる。
経営者として、死ぬまでマグロの様に泳ぎ廻り世の中に貢献しなければならない。
少々の小銭が入ると有頂天になって一般家庭では到底考えられない金銭感覚で
アホな買い物をしてみたり、元来の貧乏人が必要以上のお金を手にするとろくな事がない。

船井幸雄先生が悟った7つの成功法則の中に『原理原則に則る』 『時流対応』がある。
餅は餅屋、本業以外の金儲けに血道をあげるなと。
最近の不況のせいもあってか本業以外で何かと暴利を貪ろうとしている輩に出くわす。
我々ITシステム業界の中にも畑違いの守銭奴が潜り込み
心眼を開いていないとオイシイ話、夢物語に時間を浪費してしまうハメになる。
『原理原則に則る』 以前取引のあった二代目若社長が毎日のように口にしていた。
社員から 「 いったい原理原則ってなんやねん 」 と漏らしていたのを思い出す。

船井総研では、失敗する = 立ち直れない企業のコンサルは行わないのが鉄則らしいが
山椒の小粒のようなウチの会社ではダメとわかっていても命がけで対応せざるを得ないケースが多い。
中小企業もそうだが国の最高機関である省庁やそれにぶら下がる財団や独立行政法人など
船井先生からすれば既に立ち直れない企業に分類されるだろう。
一般企業と官公庁、平成と江戸時代くらいの感覚のズレを感じる。
政党は国盗り合戦を未だに続け政治をしようとしない。
しかし・・・・ 誰かがやらなければなにも変わらない。
たとえ大きな歯車が回らなくても歯車を回すキッカケをつくることはできる。
今、江戸幕府にBPMを引っさげて根っこから日本の国を変えようと真剣に考えている。
会社も法人も誰かの役に立つ為に存在しているのは同じなハズ。
大きな山を動かすには山の裾野、現場作業者の意識改革しかない。
数十社声を掛け賛同して頂いた協業Sierの方々には頭の下がる。
彼ら営業は滝の様な雨が降ろうと、クソ暑かろうとアポを取って日々走り回っている。

人と人とのかかわり、人を忘れたら経営も企業も成り立たない。
誰かの役に立つこと、人として生まれてきたからには人それぞれ役目がある。

『退散せよエセコンサルタント』 山も動くと思わせてくれた貴重な1冊。

船井の爺さんに心から感謝!

about:コラム  / 2010-07-14 19:46

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