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相手の立場に立つ

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11月13日に日本IBM箱崎事業所にて第一回日本OMGフォーラムが開催された。私は、セッション3『BPM推進から実活用・運用へ』について話たが、その中で最も伝えたかったのが、人材育成。
指示されたこだけをやっていては、激動する海外市場で勝ち残ることは難しい。
日本が急成長を成し遂げた、1970年代~その最前線で力を発揮した技術者は、既に定年を迎え次世代の若者に、ものづくりの考え方やノウハウを継承するフェーズに入っている。 セッション3でも話したが、技術を伝える教え方も、時代と共に変容している。

11月16日の日経新聞朝刊に、日本の学生とインドの学生の違いが掲載されていた。 日本の学生が試験用紙に解答する場合、ざっと全体に目を通し、瞬時に簡単そうな問題と、難しそうな問題を区別して、確実に解ける設問から手をつける。しかしインドでは全く考え方が違うらしい。一問目から順に、何でもいいから書きまくる。正しい答えを記入することに重きをおくのではなく表現の量、設問に自分は『どう思うか?』それぞれの表現や過程を重視するそうだ。

なるほど日本のシステム開発現場を思い浮かべると解りやすい。 顧客の言われた通りに要件を纏め、その通りのモノを作る仕様書には、決してシステム開発者の『どう思うか?』は反映されない。仕様書通りのモノを忠実に作るのはプログラマーの仕事。顧客ニーズに、システム開発者としての想いを反映できない自称SEが急増していることに警鐘を促したい想いでセッション3を締め括った。

どんなビジネス環境においても、突き詰めれば如何に『相手の立場になって考えるか?』 魂のないシステムは、顧客の心に響かない。 日本OMGを通じて、システム開発側とユーザーニーズの融合、互いの課題を解決する緒を提供していきたい・・・